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木村 健一のエッセイEssay by Kimura Kenichi


ビヤガーデンの楽しみ方

by 木村 健一

 あまり日本人の方と会ったことがないのだけど、ヤンゴン市内にビヤガーデンと呼ばれる店がかなりある。2、3年で店名が変わったり廃業した店、新しくオープンした店などあって、正確な数字はわからないが20軒くらいあるような気がする。これから主に書こうとしている店は、ステージのある大型のビヤガーデンについてである。因みに私が資本を出してやっている店も、レストラン&ビヤーガーデンという種類だがステージはない。したがって歌手もいないし会計も含めて20名全員が男ばかりでやっている。
 そのステージのあるビヤガーデンだが、8時ごろからステージショーが始まる。大体エレクトーンの先生が伴奏を勤めて、歌手のお姉さんが10名から15、6名、歌が上手いのは大体2.3名しかいない。歌もルックスもひどい方も紛れ込んだりして、そんな女の子がパンゴンをいっぱいもらってたりして、本当にミャンマー人の女性の好みと言うか、美意識に唖然とする事がたびたびある。パンゴンとはクリスマスツリーに使うようなきらきらしたレイの事で、1000ksから2000ksで、その他「ミスユニバース」に使われるような肩から斜めに架けるレイや、クラウンも有り値段はさまざまで1番高いのが造花の詰まった花かごで5000ksもするものもある。店の食べ物や生ビールは安く、基本的にビヤガーデンと呼ばれる店は、生ビールが売りの店である。生ビールには、ミャンマービール、マンダレービール、ダゴンビールなどがあるが1番の人気はミャンマービールである。世界に向かって声を大にして言いたいのは、ミャンマービールは世界のビールコンテストで2回か3回金賞を受賞していて、確かにうまいのだ。
 さてステージショーのシステムの話に戻そう、その色とりどりのパンゴンを買って、気に入った歌手にそれを上げるだけなんだけど。自分でステージに上がっていって歌手に上げる人、ボーイさんに持っていってもらう人とさまざまだが、パンゴン代の方が、飲み食いする代金よりずいぶん高くつく。歌手のお姉さんは、パンゴン例えば2000ksのパンゴンをもらった場合、60%が店側が取り残り40%つまり800ksが彼女の収入になる。すごい女の子は1日に50本くらいもらうので、1日にパンゴンだけで3万から4万稼いでしまう。
 8時ごろから1人づつ歌って、土曜日などはモデルショーと銘打って、スペシャル企画をやる店も多い。モデル嬢もアレ?と首を傾げたくなるような方も混じっているけれども、ドキッとするくらい可愛い子も結構出演していて、彼女たちは大体5人から7人同時にステージ上に現れるので、ステージはパンゴンの嵐になる事がある。最高潮に達するのが、歌手たちが全員ステージに現れて、テンポのいい曲を短めにメドレーで歌ってゆく頃には、パンゴンもらえる子とそうでない子の差が歴然としてくる。この形式はタイのバンコクでもよく目にするシステムだが、例えば10人出演して1人だけパンゴンをもらえないでいた時、いかに人気商売とはいえつらいものがあると思うし。お客さんとはステージと客席で接点はないのだが、そこは遠くて近きは男女のなんとかで、パンゴンを大量に特定の歌手に贈った後、ボーイに頼んで名刺とか携帯電話の電話番号を教えたり、その後はもう想像の世界だけど、何とか店側は客との接触を避けたいのが本音だろうし、客が来なくなったら元もこうもないし、そのあたりが1番の問題だろう。何ヵ月後に行くと決まってNO1だった女の子が消えている。他の店で見かける事もあるし、金持ちのお坊ちゃんの運転するランドクルーザーの助手席で見かけるなんてこともある。そのあたりは日本と一緒である。
 さて、そのモデルや歌手の事でやはり不思議でたまらない事がある。ミャンマー人の好みと日本人の考える美人の違いである。昔ちょっと世話した学生が、「DAY&NIGHT」と言う新しい店でバーテンやっていた。(今はやめているが)モデルショーや有名な歌手のゲストが入る日は、必ず電話で知らせてきた。あるときモデルショーにヤミンココ(昔1番好きだったモデル兼女優)が出演すると言うので前の方の席を確保してくれていた。ところがヤミンココはドタキャンしたのか、代わりのモデル6名くらいが出演していた。同じ事務所の身長も170センチくらいあるトップクラスのモデル2名が入っているので機嫌を直してみていると、そのうちの1人は結構ちゃんとしたファッションショーなどにも出演するモデル嬢で、私の個人的な感想ではミャンマーで1番WALKINGがきれいなモデルさんで、やはり群を抜いてスタイルもいい。しかし、他のがひどい、1人なんかものすごく四角い顔をしていて、スタイルもとにかくひどい、厚底の靴を履いていてもまだ背が低い。しかし、信じられない事に彼女にだけパンゴンが集中するのだ。1番素敵な彼女はもう一人背の高いモデルの子とダンスにも挑戦して、そのすばらしい脚線美を余すとこなく披露してくれたのに、、、、 パンゴンが全くと言っていいほどない。余りの事態におとなしく見ているつもりだったけど、フィナーレで彼女に5本くらいまとめてパンゴンを贈った。もちろんステージに上がる勇気もないのでボーイさんに持っていってもらったが。やはりミャンマー人の女の子の好みがいまだに分からない。
 パンゴンは何も女の子を潤してばかりではない、店側も原価はほとんどかけないで、パンゴンによる収入は馬鹿に出来ない。パンゴン1本でれば1200ksの収益ある。生ビールワンジョッキー売っても20から30ksの純利益しか出ないのが現状である。だからとにかくパンゴンをたくさんもらえる女の子をどれだけ集められるかが、お店の命運を担っている。アレだけ女の子の入れ替えが激しいから、女の子同士の揉め事も多いのだろう。店側は女の子確保にかなり力を注いでいると陰ながら、興味と同情の入り混じった気持ちで、またしても新しいビヤガーデンができるとつい行ってしまう。
 因みに私がよくいく店は、どれも英語名が多く、どこもピーロードなど大きな道路沿いにあるので、タクシーの運転手さんなどもよく知っている。生ビールがワンジョッキー200ks焼き飯が500から800ksと言うところ。パンゴンは1000から2000ks。

THE SEA

今1番客が多い店かもしれない。土地の人は「ピンレイ(海)」と呼んでいる。ステージが真中にあり.歌手のバックスタイルが拝めるのはここだけ?

HARRICANE

1年半ほど前に行ったときすごい人手だったが、最近はそうでもなが、いつもそれなりに女の子がそろっている。アウンサン公園にある「HONEYMOON]は姉妹店。

HOLLIWOODO

室内と野外でも飲める。うるさいのが嫌いな向きには野外で、歌手に美人や現代風の子が多い

DAIAMONNDO CROWN

ずいぶん行ってないが、昔すごい美人の歌手がいた。姉妹店がある。

PLAYBOY

ミニゴンと言う立地のせいかいつもお客が多い、2年前に16名くらい歌手がいて4,5名美人がいたが1年ぶりに行くと全員顔ぶれが変わっていた。

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