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  • 7年前、単身ミャンマーへ渡り、以来現地に身を置き激動の時代を生き抜く。企業・政府・マスコミ等との長年に渡るビジネスを通して培ったスキルや現地・日本の人脈をフルに活かした調査・進出コンサルティングは在ミャンマー日本人の中でも随一である。 Since 2001/1/1
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ミャンマーで働くことを選んだ本当の理由 2010年度版


ミャンマーで働くことを選んだ本当の理由 2010年度版

by 西垣 充


    ミャンマーで働くことを選んだ本当の理由 2010年度版 前回書いたのが2004年。今から6年前になります。

    ミャンマーに来る前と印象が全然違いました。という人が多いと思います。私もその一人でした。赴任当時、地雷は大丈夫でしょうか?戦車は?など、プロの添乗員から聞かれたことも度々ありました。日本に限らず、世界に発信されているミャンマーの情報はあまりに偏っている印象がありました。そこで、きちんとした情報を発信しようと、政治とは一線を引いたことを伝えていこうとこのホームページを作り始めました。

    一つ記載するのを忘れたこに気づきました。それは、これまたよく質問されることで、「ミャンマーに骨を埋めるつもりですか?」

    回答はいつも「60歳になったら日本に戻るつもりです。」と答えます。

     一応目安は必要と思うからですが、好きなことやらせて頂いていますし、会社が続いている限りは社員から嫌がられながらも80歳になってもヤンゴンに来てそうですが。

    ミャンマーで働くことになった経緯は以前説明した通りですが、しかしまとめると、偶然が重なったにすぎません。働きたいという意思があったのには違いないですが、ありえない偶然が重なった結果が真実です。

    ミャンマーで働き始めて15年目を迎えました。その間多くの日本人が自らの意思で個人事業主として、NGOスタッフとして、日本語教師として来られました。治安もよく結果がわかりやすい、ミャンマー人の気質などから多くの人が気に入られ長く滞在されることを希望されますが、その多くの人が今ヤンゴンにはおられません。

    何故私が今もミャンマーで生活できているか。

    私が果たすべき役割があるからだろうと思うようにしています。15年目といっても山あり谷あり、何度もミャンマー撤退を考えたことがありますし、途中1年弱ホテルの営業をして生活をつないだり、1ヶ月日本に戻り自動車工場のラインに立ったこともあります。とはいえ、いつもギリギリのところで仕事が入りお金が少し入り、自分の仕事をここまで続けてくることができました。経営の才覚というより生かせてもらっているといった方が正確な表現です。

    仕事柄、近年は日本のドキュメンタリー番組の制作に協力することがあります。取材前には企画段階で様々な現場に行き多くの人に会い情報を集めます。しかし、取材時にありえない出会いや出来事などが起こることも珍しくありません。逆に準備をしているのに何故かうまくいかないこともあります。

    コーディネートの仕事はもちろん、何をするときも新規事業を行う時も全体の流れを注意しています。流れがよいと何をやってもうまくいきますし、失敗しそうになってもいい方向に流れます。逆に流れが悪いと何をやってもうまくいきません。

    旅行手配でも、例えば到着時にロストバゲージされた方。本人の責任ではないのですが、こういった方には注意が必要です。決まって車が故障したり、フライトが大幅に遅れたり。とにかく流れを変えることを優先に行います。

    私のミャンマー生活も同様です。今の流れを大切に。今何をすべきなのか。この出会いは何を意味しているのか。流れが悪くなりそうになれば、最短でその流れを食い止め流れを変える。それらを日々考えながら生活、経営しています。

    60歳までミャンマーにいると書きましたが、ミャンマーという国にとって必要なくなれば自然とそういった流れになり、60歳になる前に日本もしくは別の国に行くことになるでしょう。ただ、私はまだまだミャンマーでの使命を果たすべく頑張りますので、どんどん使ってやってください。という気持ちです。

    6年前に書いたエッセイで「NGOビジネスを展開する結論」と記載していました。ようやく昨年GENKYという形で一つ実現化し始めました。ミャンマーに来る前の学生時代に友人に話していた「ミャンマーに病院建てる」はジャパンハートを通して実現されてきました。15年目を迎えて、ようやくスタートラインに立った気がしています。

    これから、どんな使命がやってくるのか、ワクワク楽しみです。

(C) 西垣 充