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  • 7年前、単身ミャンマーへ渡り、以来現地に身を置き激動の時代を生き抜く。企業・政府・マスコミ等との長年に渡るビジネスを通して培ったスキルや現地・日本の人脈をフルに活かした調査・進出コンサルティングは在ミャンマー日本人の中でも随一である。 Since 2001/1/1
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Essay by Koto


ヤンゴン・ビジネス点描

by こと


    第一編で、最初の読者であるワイフでから「こんなんじゃぜんぜん具体的じゃないから親近感がもてない」とクレームがついたので、もっと具体的にヤンゴンの生活を書いてみることにする。点描になるが。

    皆はシャワーをどうしているか。僕は温水の出るシャワーのついたアパートに住んでいたが、一般の人はどうしているかというと、水を桶に汲んでバシャーッとかぶる、水浴びをしているようである。これを、たぶん朝やっているんじゃないだろうか。1月、2月にこれをやると、結構寒い。ヤンゴンでは風邪引きが急増する。だいたい、大きな水瓶かドラム缶に水をためておき、桶で水を浴びて、石鹸で洗うというのが一般的なようである。よく村では、男性も女性も屋外で水浴びをしていたりする。ロンジーをはいたまま水浴びをし、石鹸で洗い、水洗いしたあとは、びしょ濡れのロンジーの上から新しい乾いたロンジーをかぶり、新しいロンジーの中でぬれたロンジーをするっと落とし、着替えである。これは男女とも同じ。残念ながら、若い女性がやっているのをみたことは、僕はない。(^-^;)

    高級レストランは別として、一般的な食堂では、テーブルに台拭きのようなものが置いてある。実はこれは、台拭きではない。これでテーブルの汚れなど拭いているとたぶん怒られる。これは、皆の共用のナプキン、つまり食べた後口を拭うもの。これを客が皆、共用で使う。これの使用は、僕は遠慮させてもらった。

    とはいうものの、僕も一通りはローカルのものも食べた。一般の飯屋で飯も食べたし、モヒンガは何度も食べた。モヒンガというのは日本で言うラーメンと同じような国民食である。米粉麺をカレー味汁で食べる。この汁は結構手間がかかるものらしく、個人がちょっと作ろうと思って作れるものではない。詳しくはないが、バナナの茎を煮込んであったりする。具は、アゲのようなものとか、細い豆を刻んだものとか、香菜とか、唐辛子をかけたりする。値段は30チャット程度。約10円か。大きな鍋一杯スープを用意し、スープがなくなったらその日はモヒンガは商売おしまい。だいたい、朝食べるものであるようだ。

    さて、30チャットといえば約10円。それ以外にも、レペイエという甘い紅茶を飲めば30チャット、10円程度である。これが高いのか安いのか。ヤンゴンで特殊技能を特に持たない人の日給はどれくらいか。300チャット程度、約100円である。技能を持つ人で500チャットとか800チャット。800チャットで一月25日働けば20,000チャット。約7,000円。これぐらい稼げば何とか一家族暮らせる程度になるらしい。これは民間の会社の話である。公務員は月給1000チャットから2000チャットだそうだ。いくら食料とか燃料とか配給があるとはいえ、月2000チャット、700円で、いったいどうやって暮らせるのか、僕は知らない。

    寮にはメイドさんがいたが、自分の納得するものを食べたいので、途中から自炊をした。そうすると自分で買物をするわけだが、ジャガイモとか玉ねぎは、ミャンマー産はなかなか美味しい。双方とも相当小ぶりではあるが。新ジャガは、たわしでこするだけで皮が剥ける。これなどは大変美味である。野菜の種類は、なかなかある。キャベツもトマトも新鮮。レタスなどはないが。

    残念ながら、良い肉はヤンゴンにはない。仏教国であり、もともと、食うために牛を飼う習慣がないのだろう。その代わりにレペットーとかのサラダで豆は豊富に食べるようで、僕には、肉を食べない分、豆を食べることにより蛋白質を摂取しているように思われてならない。

    さて、雑感点描はたくさんあるので、後日、続編をまた書くことにする。

(C) こと